【私が定期巡回サービスに出会うまで】

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定期巡回サービス土屋粕屋 重藤まゆ美

初めまして。定期巡回サービス土屋粕屋の重藤と申します。
結婚後からの30数年で海外、国内含めて数十回の旅行をして参りました。

初めて訪れる場所は主人の案内同行で楽しみ、その後2人の娘達を連れて再び同じ場所を旅する事がルーティンとなりました。

 ある旅先で、高齢者のお世話をしていた私に娘達が気付き、
「何故高齢者の方はママにばかり頼って来るの?」と思っていたと後で娘たちから聞きました。

確かに!
それでも高齢者を病院に同行したり、街を案内したりしても、黙って着いて来てくれている娘達がいました。(笑い) 

結婚と同時に専業主婦となり15年、
縁が有って整形外科に就職しリハビリ業務が多い中で、
高齢者の対応を積極的に行っている自分がいる事を自覚し、介護職への転職を決め11年務めた整形外科を退職しました。

又、退職の挨拶を交わした介護施設の社長様より、

「介護職にどっぷり浸かるつもりなら、介護保険を学んでから現場に就く」事の提案を頂き、
社長様の施設で一年半の期間限定で介護保険の勉強の場を与えて頂きました。

触れる事の無かった単位数や加算などを勉強させて頂きました。
又、施設では殆どが要介護者という事で外来の病院で短時間のみで接して来た私にとって実際の介護は驚きの連続でした。

それでも、その都度経験する事例に成長させて頂き、生き生きと働く私に周囲から、介護が天職だと言って貰えるまでに時間は掛かりませでした。

娘が結婚し、5年後に初孫が出来たタイミングで、
仕事重視の気持ちを家庭に切り替えるつもりで55歳で定年を決めた私でした。
…しかし出産で帰省していた娘が東京に戻る事を知った友人から現場復帰の提案され、
もう一度仕事を頑張ろうと決意した私は、色々検索し、携わった事の無い定期巡回サービスが目に留まり、
国が掲げる自立支援を前提で、要介護者の在宅生活を24時間見守り、介助する事で在宅生活を楽しんで頂く仕事に就く事が出来ました。

 只今59歳!最後の職場として就くことの出来た定期巡回サービス土屋粕屋で、まだまだ勉強し、体の続く限り頑張って参りたいと思います。

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