定期巡回・随時対応型訪問介護看護ってどんな仕事?定期巡回サービス土屋粕屋 伊藤辰也

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定期巡回・随時対応型訪問介護看護ってどんな仕事?定期巡回サービス土屋粕屋 伊藤辰也

定期巡回サービス土屋粕屋の伊藤と申します。

さて今回は『定期巡回・随時対応型訪問介護看護ってどんな仕事?』を表題にコラムを書かせて頂きたいと思います。

定期巡回・随時対応型訪問介護看護(以下、定期巡回)を知っている方は残念ですが少ないと思います。
実は伊藤自身も、この部署に配属されるまで定期巡回を知りませんでした。

ここでは簡単にご説明したいと思います。

まず要件ですが【要介護1以上の認定を受けた方】が対象で、下記のサービスを受ける事が可能です。
次のサービスを適切に組み合わせて提供します。

定期巡回サービス

訪問介護員等が、定期的に利用者の居宅を巡回して、入浴、排せつ、食事等といった日常生活上の世話を行います。

随時対応サービス

オペレーターが24時間通報を受け、利用者の状況に応じてサービスの手配を行います。

随時訪問サービス

オペレーターからの要請を受けて、随時、訪問介護員等が利用者の居宅を訪問して、入浴、排せつ、食事等といった日常生活上の世話を行います。

訪問看護サービス

看護師等が利用者の居宅を訪問して、療養上の世話または診療の補助を行います。

※一体型では、①~④のサービスを提供します。

※連携型では、①~③のサービスを提供し、④のサービスは、連携先の訪問看護事業所が提供します。

因みに、定期巡回サービス土屋粕屋は【連携型】になっておりますので、訪問看護サービスは契約している訪問看護事業所が対応して頂いております。

通常の訪問介護サービスは皆さんご存じと思いますが、ケアマネジャーが作成したケアプラン(介護サービス計画)で組まれた曜日や時間に訪問介護員が訪問しサービスを行います。

定期巡回は訪問介護事業所が行う、計画された定期的な訪問も行いますが、最大の利点は24時間の随時コール対応が付帯しており、お電話又は緊急コール装置にて通報をして頂き、必要に応じて訪問介護員が何時でも利用者宅を訪問し、サービスを行えることが一番の長所と言えます。

伊藤自身、住宅型有料老人ホームに併設している訪問介護や、居宅の訪問介護も経験しており、定期巡回に慣れるまで時間が掛りました。

理由として訪問介護は、決められた時間と曜日に縛られ、唯々利用者宅で決まられた手順でサービスをすることが使命に感じるぐらい、決められた時間内に終わるよう、次の訪問場所に遅れないよう分単位で手順通りにサービスを行っていた記憶があります。

もしも、手順にない突発的なニーズ(要望)があった場合に対応が出来ない事への申し訳ない気持ちや、時間を追われている自分に疑問も多くありました。

しかし、定期巡回には予定された時間は確かにありますが、訪問毎に利用者のニース(要望)をモニタリング(聞き取り)し、利用者様が望む『今』を叶える事が出来る素晴らしい介護だと感じております。

定期巡回サービス土屋粕屋は、令和5年7月から開設しておりますが、今も定期巡回をご存じない介護関係者の方が多くおられるのが現状ではございます。

利用者様一人一人の小さな声を真摯にお聞きし、誠実に対応する事で、定期巡回が多くの方に知って頂けるよう日々邁進いたします。

最後までご高覧頂きありがとうございました。

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