訪問介護で働くための資格って?取ると役立つ介護の資格とお得な取得方法を紹介!

自宅での生活を継続しながらも介護のサポートが必要な状態にあるクライアントの日常生活を手助けする介護サービスが、訪問介護です。

クライアントの居宅を基本的にはアテンダントが1人で訪問し、身体介護・生活援助・通院等乗降介助などのサービスを提供していきますが、実際に訪問介護の現場でアテンダントとして働くうえでは、どのような資格が必要になってくるのでしょうか。

今回は介護業界でキャリアを形成したいと考えている方に向けて、取ると役立つ資格と、資格のお得な取得方法についてご紹介していきます。

これから介護業界に足を踏み入れようとしている方はもちろんのこと、介護業界でのステップアップを目指すアテンダントの方にも分かりやすい内容となっていますので、どうぞ最後のお得な情報までしっかりとご確認ください。

目次

訪問介護のアテンダント

訪問介護を提供するアテンダントは訪問介護員、通称ホームヘルパーと呼ばれています。

ホームヘルパーはクライアントの居宅を訪問して、日常生活のなかでクライアントが感じている困りごとをサポートしていきます。

具体的なサービス内容の一例は、以下の通りです。

  • 身体介護……食事・排泄・入浴の介助、着替えの手伝い、体位変換のサポートなど。クライアントの身体に直接触れて行うサービスが該当。
  • 生活援助……掃除・洗濯・調理などのサービス、生活必需品の買い物代行、薬の代理受け取りなど。クライアントの身体には触れないものの、日常生活の継続に必要な家事等のサポート業務。
  • 通院等乗降介助……病院へ通う、市役所に手続きに行くなど、生きていくために必要な外出に伴う車の乗り降りのサポート。

ホームヘルパーは上記の業務のうち、クライアントごとに定められたケアプランにおいて必要と判断されたサービスを提供します。

基本的には日中をサービス提供の時間としていますが、事業所によっては早朝夜間や休日のサービス提供を行っていることもあります。

訪問介護で働くために必要な資格

2013年の制度改正以前は、訪問介護でホームヘルパーとして働くために「訪問介護員養成研修2級課程(ホームヘルパー2級講座)」の修了が必須でした。

制度改正以降は、訪問介護に限らず、介護全般における基礎知識と技術を学ぶことができる介護職員初任者研修の修了によってホームヘルパーとしての勤務が可能になりました。

介護職員初任者研修

介護職員初任研修は、介護業界での基礎を学ぶことができる、いわば入門ステップのような存在の資格です。

こころとからだのしくみ・生活支援技術の学習が増え、認知症についても学ぶことが可能です。介護の現場に出たときに役立つよう、従来の資格よりも実践的なカリキュラムになっているのが特徴です。

介護職員初任者研修は旧訪問介護員養成研修2級課程に代わる存在として設置された資格ではありますが、デイサービスや特別養護老人ホームといった介護の現場で働くためにも必要な資格となっています。

介護職員初任者研修の学習時間

介護職員初任者研修は、130時間のカリキュラム受講後に修了試験に合格することで取得可能となっています。

旧訪問介護員養成研修2級課程においては施設実習時間が設けられていましたが、施設実習の代わりに実技実習の時間が長めに取られるようになっています。

また旧訪問介護員養成研修2級課程にはなかった修了試験を実施することによって、より質の高い介護の提供に寄与しています。

ホームヘルパーになることができるその他の資格

ホームヘルパーになるには介護職員初任者研修の修了が必須条件ではありますが、もちろん上位資格を取得している場合でもホームヘルパーとして介護サービスを提供することが可能になります。

介護福祉士実務者研修

介護職員初任者研修の上位資格であり、介護福祉士の受験に必要な資格になります。

コミュニケーション技術・発達と老化の理解・認知症の理解・こころとからだのしくみといった介護の基本的な知識に加え、医療的ケア(たん吸引や経管栄養)についても学習し、専門的かつ実践的な知識と技術で現場の即戦力として活動することのできる内容となっています。

講義と演習を合わせて450時間の学習時間の確保が必要になりますが、ホームヘルパーとしての従事はもちろんのこと、訪問介護のサービス提供責任者としての勤務をすることも可能になります。

介護福祉士

介護職で唯一の国家資格である介護福祉士の資格を保持している場合も、ホームヘルパーとして勤務することがもちろん可能です。

訪問介護の現場で働くことはもちろんのこと、サービス提供責任者や施設の管理者といったマネジメント的な業務も担うことができるような資格ですので、給与や待遇面でも大幅なキャリアアップにつながります。

訪問介護に必要な資格をお得に取得するためには

ホームヘルパーとして訪問介護の現場で働きたい場合、まだ介護に関係する資格を保持していないのであれば介護職員初任者研修の取得を目指しましょう。

資格を取得する場合は、介護職員初任者研修を実施している介護資格スクールなどに通い、130時間のカリキュラムを受講します。

一刻も早く資格を取得したい場合は週3回の授業を1カ月ほど受講、現在のお仕事と並行して資格を取得したい場合は週1回の授業を3〜4カ月ほど受講することで、カリキュラムを終えることができます。

通塾にかかる費用は、地域やスクールによって若干の違いがありますが、相場は5〜8万円程度となっています。

スクールによっては新生活が始まる春先などを中心に、お得なキャンペーンを実施していることもあります。

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訪問介護をはじめとする様々な介護サービスを提供している株式会社土屋グループでは、スクール受講後に土屋グループに就職していただける方に対して、授業料全額キャッシュバックのキャンペーンを行っています。

もちろん介護職員初任者研修に関してもこのキャンペーンの対象ですので、資格取得をご検討中の方はお近くの土屋ケアカレッジまでお問い合わせください。

訪問介護に興味がある方は、資格取得から1歩踏み出そう

訪問介護のヘルパーとして働くために必要な資格の概要と、土屋グループが展開中のお得なキャンペーンについてご紹介いたしました。

訪問介護を含め、介護業界でステップアップを目指す上では資格の取得が必須条件となってきます。

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