定期巡回サービスで働いてみたい!求人のどんなポイントに着目するといいの?

定期巡回・随時対応型訪問介護看護は、高齢や認知症を理由に介護サービスが必要とされたクライアントの自宅を訪問し、自宅生活を継続できるようにサポートするサービスです。

2012年に制度が創設されて以降、利用を希望するクライアントが増加を続けており、今後もさらに高い需要が見込まれる介護保険サービスです。

今回は介護業界への転職や、定期巡回サービスでの働き方が気になっている方に役立つ、求人のチェックポイントについてご紹介していきます。

また定期巡回サービス土屋は現在、日本各地に定期巡回事業所のサービス提供体制を拡大中です。詳細を知りたい方は、定期巡回サービス土屋までお気軽にお問い合わせください。

目次

定期巡回サービスは、どんな働き方になるの?

定期巡回・随時対応型訪問介護看護は、定期巡回・随時対応・随時訪問・訪問看護という4つのサービスを24時間体制で提供する、地域密着型の介護保険サービスです。

早朝や深夜を問わずケアプランに基づいた回数の定期巡回を受けることができる上に、緊急時には24時間いつでもオペレーターとの連絡やアテンダントによる訪問を受けることができる体制が整っています。

夜間の時間帯のサービス利用の有無、また緊急対応の回数などに関わらず、クライアントは月額制でこのサービスを利用することができます。

定期巡回は、基本的にシフト制での勤務

定期巡回は24時間体制で提供する介護保険サービスですので、基本的にはシフト勤務になり、複数のアテンダントでサービス提供を行います。

日勤専従や夜勤専従といった働き方を導入している事業所も多く、一人ひとりの希望する勤務形態に合わせて柔軟に働くことができるのも、定期巡回事業所の特徴です。

深夜や早朝の勤務も発生しますので、収入を大切にしながら介護の仕事に挑戦したいという方に適している勤務スタイルといえます。

業務内容は多岐にわたる

また定期巡回を提供する事業所では、資格要件を満たしていれば1人のアテンダントが訪問介護員・随時訪問介護員・オペレーター・計画作成責任者として勤務することが可能です。

そのため人員配置の関係によっては、複数の業務を担当することもあります。

ルーティンワークを希望している方よりも、将来的な可能性も含めて広い視野でお仕事をしたいという方におすすめの職場になります。

定期巡回を担当するアテンダントの資格要件

定期巡回事業所で働くことのできる資格は、以下の通りです。

  • 定期巡回を行う訪問介護アテンダント……介護福祉士の資格保持者、介護福祉士実務者研修の修了者、訪問介護員1級もしくは2級の資格保持者
  • 随時訪問を行う訪問介護アテンダント……同上
  • 随時対応を行うオペレーター……看護師、介護福祉士、医師、保健師、准看護師、社会福祉士、介護支援専門員の資格保持者のうち、1年以上の訪問介護サービス提供責任者経験を有するアテンダント。ただし、オペレーターの資格について、旧訪問介護員2級及び初任者研修修了者は3年以上訪問介護のサービス提供責任者として従事した者に限る
  • 計画作成責任者……看護師、介護福祉士、医師、保健師、准看護師、社会福祉士、介護支援専門員の資格保持者

なお事業所の管理者として勤務する上では、特に介護資格や実務経験を有している必要はありません。

参照:定期巡回・随時対応型訪問介護看護及び夜間対応型訪問介護(厚生労働省)

定期巡回の仕事内容

定期巡回を提供するアテンダントとして求められる仕事内容は、どのようになっているのでしょうか。

それぞれの職種ごとの仕事内容を確認していきましょう。

定期巡回を行う訪問介護アテンダント

定期巡回では1回20分程度の訪問で、食事や排せつの介助、安否確認、服薬指導といった介助を1日に複数回提供しています。

そのため訪問介護アテンダントは、勤務時間中に複数のクライアント宅を巡回するように訪問し、クライアントごとにケアプランで定められている介護サービスを提供します。

クライアントによって必要としている介助は様々ですので、幅広い仕事内容に対応していく必要があります。

随時訪問を行う訪問介護アテンダント

随時訪問は、クライアントからのケアコールを受けた随時対応のオペレーターが「すぐに訪問する必要がある」と判断した際に行われる、クライアント宅への訪問介護です。

クライアントは転倒や誤嚥、また普段と違う症状に違和感を感じて随時対応のケアコールをしていますので、訪問後は速やかに状況や容態を確認し、適切な対応を行ったり医療機関への連絡をとったりすることを求められます。

随時対応を行うオペレーター

定期巡回を利用するクライアントは、「ケアコール」という専用の通信機器の貸与を受けており、24時間365日いつでもオペレーターと連絡を取ることが可能です。

オペレーターはクライアントからの連絡の内容を聞き取り、随時訪問の必要性の有無を判断します。

特に午後6時から午前8時の時間帯は随時訪問を行う訪問介護アテンダントと兼務しながらの勤務も可能となっており、迅速な判断力と行動力が求められます。

計画作成責任者

訪問介護におけるサービス提供責任者に近い業務内容を担当するのが、計画作成責任者です。

ケアマネジャーが作成したケアプランを基にして、クライアントのモニタリングや主治医からの意見を考慮し、実際の支援計画を作成します。

他のアテンダントのシフトを作成したり人員配置を調整する役割、また担当者会議への出席なども求められますので、他者とコミュニケーションを図りながら計画性をもって業務にあたることのできる人にぴったりの仕事内容といえます。

定期巡回の求人をチェックする際は、ここに注目!

定期巡回の求人を確認するときには、まず自分自身が希望している勤務スタイル(日勤のみ、夜勤のみ、土日祝の勤務可否など)を確認しましょう。

また介護職としてのステップアップを考えるなかで、資格取得のサポート体制や先輩アテンダントによる指導体制の有無などをしっかりと確認し、長い目で勤務することが出来そうな定期巡回の求人を選ぶことをおすすめいたします。

現在日本全国に定期巡回サービスを提供する事業所を拡大中の定期巡回サービス土屋では、各事業所ごとに様々な勤務スタイルでの求人を公開しております。

家庭との兼ね合いや希望する収入などを考慮して、柔軟な勤務スタイルを提案させていただくことが可能です。

またグループ会社である土屋ケアカレッジとの連携により、介護資格の取得に関する手厚いサポートも行っています。

定期巡回サービスの求人が気になっている方、介護職への転職や就職をお考え中の方は、どうぞお気軽に定期巡回サービス土屋までお問い合わせください。

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