自宅での生活を続けたい。自宅で受けられる介護サービスには、どんな種類があるの?

現代の日本では超高齢化が進行し、高齢に伴う身体機能の低下や認知症などの症状と向き合いながら過ごす方の人数が増加傾向にあります。

介護を必要とするクライアントが増え続けるなかで、自身に対する介護の必要性と向き合いながら住み慣れた自宅や地域での生活を続けているクライアントも逓増しています。

「自分らしく、自宅で、自立した生活を送りたい」と希望するクライアントのニーズに応えるための介護サービスが、自宅で受けられる訪問型サービスです。

今回の記事では訪問型サービスの内容を中心に、自宅で暮らす要介護クライアントを支える介護保険制度についてご紹介していきます。

目次

介護サービスの種類

日本では2000年に介護保険制度がスタートし、基本的には65歳以上の高齢者を対象として、それぞれのクライアントが必要としている内容の介護サービスを、1割程度の自己負担で受けられるような仕組みとなっています。

初めて介護サービスの利用を希望する場合は、まず居住する自治体に必要書類を揃えて提出し、介護度認定調査の依頼を行います。

介護度認定調査では、クライアントの自宅を訪問して心身の健康状態や認知機能の様子などを観察し、主治医の意見書とも照らし合わせた上で、介護度を非該当・要支援1〜2・要介護1〜5のいずれかに指定します。

介護度が非該当に認定された場合は介護保険サービスを利用することはできませんが、要支援に認定された場合は主に介護予防サービスを、そして要介護に認定された場合は介護サービスを利用したいと希望すること可能です。

介護保険制度の対象となる介護サービス

要介護1〜5に認定されたクライアントは、日常生活を送る上で困りごとが生じており、介護サービスによる手助けを必要としている状態です。

介護保険制度ではそれぞれの介護度ごとに一定の「支給限度」を定めており、支給限度を超えて利用した介護サービスに関しては、完全に自己負担となります。

そのためクライアントはケアマネージャーと相談しながら、なるべく必要な内容と量の介護サービスを支給限度の範囲内で受けられるように、実際に利用するサービスを決定してきます。

訪問型サービス:自宅で受けられるサービス

まず初めにご紹介するのは、介護が必要と認定されながらも自宅での生活を継続しているクライアントが、主に日常生活での困りごとを解消するために利用する介護サービスです。

クライアントが生活する自宅にアテンダントが訪問する形で提供されることから、介護保険制度では「訪問型サービス」に分類されます。

自宅で受けられる訪問型の介護サービスでは、毎日の生活のなかでクライアントが難しいと感じている食事・排泄・入浴・体位変換などをサポートする身体介護と、調理・掃除・洗濯・薬の受け取りなどを手伝う生活支援が柱となってきます。

利用に伴う料金は基本的に時間制で、深夜や早朝などの利用に関しては一定の加算が行われます。

定額制で24時間365日利用できる訪問型サービスも

自宅で受けられる訪問型の介護サービスのなかでも定期巡回・随時対応型訪問介護看護は、利用料金が月額の固定制となっています。

従来の訪問型サービスでは支給限度との兼ね合いで必要量の介護サービスを受けられなかったクライアントにとって、家計への負担を最小限に抑えながら自宅での生活を継続することが可能ということで、近年急速に需要が高まっています。

定期巡回・随時対応型訪問介護看護は、以下の4つの内容で構成されています。

  • 定期巡回:休日や時間帯を問わず、身体介護や生活援助を中心とした短時間のサポートを受けられるサービス。
  • 随時対応:緊急時に専用の通信機器を用いて、事業所のオペレーターと通話ができる介護サービス。
  • 随時訪問:随時対応の内容を踏まえて、定期巡回のタイミング以外でアテンダントが可及的速やかに訪問するサービス。
  • 訪問看護:主治医の指導に基づいて、看護師などの医療従事者が訪問型で提供するサービス。

いずれのサービスも利用回数に上限は定められておらず、介護保険制度の利用が決まった際にケアマネージャーが作成したケアプランに則した内容であれば、1日に何度でもサービスを利用することが可能です。

介護施設への入所を選択せずに自宅での生活を継続したいというクライアントを支える、心強いサービスとなっています。

通所型サービス:自宅から移動して受けられるサービス

通所型サービスは自宅での介護生活を継続しているクライアントが、日中の数時間もしくは数泊の外出で介護事業所を利用することで受けられる介護サービスです。

特に一般的なサービスは、平日の日中8時間程度を利用して通うデイサービスや、午前もしくは午後の3時間程度で身体機能の維持を目的に通うデイケアなどです。

自宅で受けられる訪問型のサービスと同じように、介護が必要と認定されていながらも自宅での生活を続けているクライアントを対象にしているサービスですが、生活のなかで生じている困難を直接的に解決する訪問介護とは少し趣旨が異なり、クライアント本人や家族の気分転換やリフレッシュの意味合いも大きい介護サービスです。

入所型サービス:介護施設に入所することで受けられるサービス

クライアントの心身状態や家族のライフスタイルから、自宅でこれ以上の介護生活を続けることが困難と感じた時に利用する介護サービスが、入所型サービスです。

特別養護老人ホームや介護医療院のように公的な介護施設に入院するという選択肢のほかに、民営のサービス付き高齢者向け住宅や住宅型有料老人ホームに入所することも可能となっています。

費用面での負担が非常に大きく、公営の施設であっても入所期間が長期にわたる場合はそれなりの金額負担が家計に影響を及ぼしかねませんが、24時間体制で施設内にアテンダントが待機しているという状態は非常に心強いサービスといえます。

ただし入所を希望しているクライアントの数は非常に多く、特に公営の介護施設の場合は多数の入所待機者がいますので、利用を希望する可能性がある場合は早めに確認と申し込みを済ませておくとよいでしょう。

介護サービスは、自宅で受けられるものもあり!選択肢をチェックして、自分に合うものを利用しよう

介護保険制度の概要と、訪問型・通所型・入所型の介護サービスの特徴についてご紹介いたしました。

特に近年では介護認定を受けていても最期まで自宅で暮らし続けたいというクライアントが多く、介護サービスも自宅で受けられるものを中心に拡充されています。

なかでも定期巡回・随時対応型訪問介護看護に対するニーズは非常に大きく、定期巡回サービス土屋では各地に事業所を展開して、自宅で受けられる介護サービスの発展にまい進しております。

自宅で受けられる介護サービスをお探しの方や定期巡回が気になっているという方はお気軽に定期巡回サービス土屋までお問い合わせください。

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
目次