『介護職をはじめて思ったこと』-小柴寛樹
定期巡回サービス土屋北九州 小柴寛樹
初めまして、定期巡回サービス土屋北九州の小柴寛樹と申します。
今回は「介護職をはじめて思ったこと」についてお話させていただきます。
私が介護の仕事に就いたのは去年の4月で、まだ1年半しか経っておりません。
元々は全くの別業種で働いていたのですが、いわゆるブラック企業といわれる所でやりがいも無く辞めることにしました。
辞めた後、また同じ業種で働くのか、それとも新しい仕事をしてみるのか考えている中で、小さい頃に母親とよく祖母の家に行き介護の手伝いをしていたこと、おじいちゃん、おばあちゃんと話すことが好きなこと、
人の助けができ、やりがいを持てる仕事がしたいと感じ、自分には介護の仕事が合っているのではないかと思い、株式会社土屋に入職しました。
初めは同行させてもらい、他のアテンダントが行っている支援をみながら、実際に自分が入った時にスムーズに行えるようイメージトレーニングをしていました。
そしていざ自分が支援に入ってみると、今まで何度も見ていたはずなのに全く上手くいきませんでした。
緊張からクライアントへ自分の声が中々届かず、オムツ交換もやり方を間違え時間が掛かり、無理な姿勢での交換などクライアントへ負担をかけてしまう事もありました。
そんな時でも優しく「大丈夫よ」と声をかえてくださるクライアントが多くとても救われました。
何度か支援を行っていくうちに緊張も解け自分の声も届くようになり、オムツ交換などもスムーズに出来るようになっていったのですが、その場の支援をこなす事に必死で、作業的になり、クライアント一人一人とコミュニケーションがとれなくなっておりました。
その結果、関係構築が中々出来ずにいました。
そこからクライアントとお話をするように意識していると、クライアントからもお話して頂けるようになり、冗談も言い合えるような関係性になってきております。
介護という仕事はもちろん技術も必要ですが、まずはクライアントとしっかり向き合いコミュニケーションをとる事が何よりも大事だと気が付きました。
これからも一人一人と向き合いながら支援にあたっていきたいと思います。
