『介護職をはじめて思ったこと』- 髙橋拓朗
定期巡回サービス土屋福岡 髙橋拓朗
初めまして。定期巡回サービス土屋福岡の髙橋拓朗と申します。
私が福祉の仕事に興味を持ったのは高校生の頃に、障がい者のイベントに参加したことがきっかけです。
主に絵や彫刻などの作品を展示したり、音楽の演奏をしたりなどをするイベントで、障がいを持った方が活き活きと楽しそうに参加しておられ、また支援をされている方達も皆さん楽しそうにされていたのが印象的でした。
福祉の世界に興味はあったものの、学生時代は留学や語学学校にて英語を主に学んでいたこともあり、卒業後はグアムにある結婚式場で働いていました。
様々な国の方と関わることで、いろんな文化や習慣、価値観、考え方などに触れることが出来ました。
驚くことも多くありましたが、相手を受け入れること、尊重することの大切さを学びました。
人と違うことに対してポジティブに考えられるようになり、良い人間関係を築くことができました。
日本に戻ることとなり、次は華やかな仕事をしてみたいと思い上京。
テレビ番組制作会社に就職し、アシスタントディレクターの仕事に就いていました。
バラエティー番組やドキュメンタリー、報道などの制作に携わりました。
大変なことも多かったですが、実際のテレビ画面で自身が携わった映像が流れるところをみて、とてつもない達成感を感じたことを今でも覚えています。
取材で福祉の現場を訪れる機会があり、学生時代から興味のあった福祉の仕事をやってみたいという思いがずっと残っていることに気づきました。
社会人5年目で転職を決意し、福祉系の専門学校に入学し、福祉について学ぶことを決意しました。
卒業と同時に介護福祉士を取得し、実習先でもあった特別養護老人ホーム(介護老人福祉施設)に介護福祉士として就職しました。
初めて福祉の仕事をしてみて思ったことは、一番はコミュニケーションの大切さです。
利用者様との信頼関係の構築でもコミュニケーションは特に重要であり、意思疎通がきちんと取れていることで、普段の行動やルーティン、思考傾向などを知ることができ、痒い所に手が届く存在に近づけると思いました。
また職員同士でも、利用者様の情報共有や、支援方針についての話し合いなど、コミュニケーションはどんな状況でも重要だと感じました。
今後とも利用者様や、一緒に働く仲間とのコミュニケーションを大切に笑顔で働くことが目標です。
よろしくお願いいたします。