札幌をはじめとする雪国では、積雪により在宅サービスの提供が制限されることがあります。
こうした地域では、ご利用者様が望む在宅生活の継続に、新たな工夫が求められています。
定期巡回は、食事介助や排せつ介助といった身体介護から
掃除、洗濯等の生活援助を1回10~20分程度の短時間で提供し、
それを1日に複数回繰り返すことで、ご利用者様の暮らしを支えるサービスです。
24時間365日の体制で、在宅生活に欠かせない支援を切れ目なく届けています。
しかし、このサービスは2012年の制度開始以来、
その特徴や効果的な活用方法が十分に理解されているとは言えません。
従来の訪問介護との違いや、どのような方に適しているのかなど、
サービスの本質的な価値が介護の現場に浸透していないのが現状です。
本イベントでは、実際の導入事例や成功事例を交えながら、
定期巡回の特徴と活用方法をお伝えするとともに、
雪国における在宅介護の新たな可能性について、
皆様と共に考えていきたいと思います。